2.14.2007

30歳からの成長戦略

30歳からの成長戦略—「ほんとうの仕事術」を学ぼうは、ベイン・アンド・カンパニーの代表・山本真司氏が若者向けに2年くらい前に書いた氏の仕事観的な考えの啓蒙本。ここ最近読んだ「これ系」の本の中では比較的すんなりと自分には受け入れられた。

というのも世の中みんな画一的な勝ち組負け組の価値観が蔓延しているような気がしていて、勝ち組負け組を測る尺度っていうのも、何か金銭的な尺度だけなようで、狭いなぁと。稼げない=即負け組、みたいな構図が余りにも強くて、いくら稼いだのかでその人となりを語られる、そんな風潮があるような気がする。そんな世界に身を置いていると、夢もなくなるし、一生こんなことをやらなきゃいけないとなると気が滅入る。まぁとっとと稼いでアーリー・リタイアメントなんていうのは一つの勝ち組のゴールなのかもしれないけど、きっとそれで残った人生もなんか殺伐としている(ような)気がして、どうもそれを目指そうというモチベーションもない。

いかにもコンサルが書いた本なんだけれども、山本氏が自分自身の経験を通じて、そしておそらく今の若者と同じような悩みを抱えていた(と自身が言っている)ので、この手の本にありがちな「上から目線」ではなく、受け入れやすい文体で書かれている。

一番共感できたのは、自分自身の差別化戦略を打ち出せ、というところ。猫も杓子もMBAという世の中、MBA自体はcommoditizeされてきたと斬る(もっともMBAで学ぶことが出来る基礎の重要性は説いているが。また氏自身もMBAホルダー)。大切なのはそこからの一歩を他人とどう差別化していくのか?そこを仕事術という観点から力説している。

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自分で言うのも何だが、比較的周囲の人達に恵まれてきた。充実した学生生活を送り、独身生活を経て、エキサイティングな結婚生活とパパ業を営みながら、スーパーサラリーマンを目指している。 ただし、本当はサラリーマンでなければもっと良いと思っている(起業家とか。)でも兼業は可能なはず、だし、出来るならリスク調整後リターンを最大にしたいと考えているため、サラリーマンの特権を活かすことができたら、とも考えている。