10.31.2008

80点

久々に休みを取った。金曜日。有給が余りまくってしまって年末までに消化しなきゃいけないのと、少し仕事が落ち着いて休みが取れそうなのと、普通に疲れちゃったのと、11月から新しい上司が着任するのと、色々な理由があって、とりあえず休もうと思った。久々にゆっくりとする予定。

今日(というより日付的には昨日)、今年の査定前の自己評価に関して上司と話し合いを持つセッションを持った。「自分自身の今年の点数は?」と聞かれたのが一番困った。というのも基本的に自分の中では、それっていつ何時聞かれても80点だから。多分今までの人生の中で満額100点回答も、逆に80点を著しく下回ったこともない。常にペースは80点。

80点であるには理由がある。まず100点を取ってしまうとそれ以上を目指すことが出来ないという点。また、80点から100点に持っていく労力は、0点から80点までの労力と比べても、遥かに大変であり、そこに時間を費やすくらいなら、80点で甘んじて、より幅広い、というよりか次のステップのテストを受けに行こうと、自分は思うタイプ。また、必ずしも100点を取ることが良いことではないこともあり得る。つまり環境が刻一刻と変わっていく中、もはや当初作られた問題に100点という回答を求めたところで、当初とは全然前提が異なってきてしまっていることなんかはザラにある。そういう時は100点を取るのはむしろ回り道である。

なんていうのは実はちょっと言い訳だったりすることもあるので、この詰めの甘さが自分自身の弱みであることは十分認識しているんだけれども、多分これはもう考え方の問題。100点を取るために伸び切ってしまうよりも、余力たっぷりのまま元気よく80点を取り続けたい、と思います。

まぁただ自分には甘いからな。。。他人にも甘いけれども。きっと来年以降、より一回り大きくなるためには、ある程度自分に強制力を持つ形で少しずつストレッチしていかないといけないんだわな。頑張ります。

10.29.2008

W.

W.("dub-ya"と読むらしい)は、オリバー・ストーン監督の最新映画。日本での公開は決まっていないようだが、久々にすごく観てみたい映画。内容はジョージ W. ブッシュの伝記。彼がいかにしてアメリカ大統領となり、イラク戦争へとのめりこんでいったのか。オリバー・ストーンならではの切り口で描かれている(らしい)。

日本ではやらないんでしょうか?誰か封切りされる計画がある、など知っていたら情報下さい。。

10.27.2008

孔雀の間!





帝国ホテルの披露宴会場の名前です。妻の友人である某有名製菓会社のご子息の結婚式に行ってまいりました。参列者の数が500人ほど!某エスタブリッシュメント一族の総裁や元内閣総理大臣が主賓席に座り、現内閣総理大臣から祝電が届く、という多分今後お目にかかることはないであろう、凄まじい披露宴でした。

でも、何が素晴らしいかって、そりゃ披露宴の規模も豪華さもすごいのだけれども、この人数の披露宴であろうが、そのご子息の人柄によって、全員を感動に巻き込む最後のスピーチ。本当に朗らかで明るくて、いつも皆に気を配っているご子息、Sちゃん。最後にあれだけのご来賓の皆様方を前にして、大きな声で「Tちゃん、僕と結婚してくれて有難う!」って言ったあと思わず涙をこぼすSちゃんを見て、こちらまでやられてしまった。。。

引き出物は当然有名な「たべっ子どうぶつ」。それも寿エディション。

二次会はBVLGARIにて。

しかし、人のつながりってすごいなぁと思ったのは、知り合いの知り合いがまた知り合いだったり、とかってことが同時多発的に起こること。特にこういう「ネオ・エスタブリッシュメント」層の人達ってみんな結構狭いから、すぐ知り合いにぶつかるらしい。私自身は今回枠外からの参加だったけれども、それでも何人か知り合いの知り合いを見つけたりしてしまうのだから恐ろしい。

10.22.2008

香港本年3回目!





多分今回でまたしばらくこなくなるであろう香港。
ちょっとしたサプライズはマンダリン・オリエンタルの部屋のグレードの高さ。こんなことなら前回からこっちにしておけば良かった。。。前回はスターウッド指定であえてのシェラトンにしてしまったが。。。

行きのフライトで社長(に今回は同行です)から借りた軽めの読み物。

すべての経済はバブルに通じる (光文社新書 363) (光文社新書 363)

2時間くらいぶっ通しであっという間に読めた。なかなかこれはおすすめ。

証券化、サブプライム、資本と頭脳(出資者と運用者)の分離、群集心理、などのキーワードをもとに筆者が「リスクテイクバブル」と呼ぶ、21世紀型の金融バブルを解説。投資家はみんなバブルをバブルだと分かっていながらも、ライバルに負けないためにゲームから下りられない様子を巧みに描いている。またキャンサーキャピタリズム(癌化する資本主義)と呼び、資本主義の崩壊を叫ぶ。そもそも冒頭から資本主義とは何か?という問いに対して「ねずみ講」と答える歯切れの良さがなかなか心地よい。

未来はどうなるんだ?というところまで発展はし切れていないが、この本が書かれた時点(本年前半?)でアメリカ型投資銀行の崩壊をうたっているので、まず出だしは確かに当たっているのかな。また中長期的なコモディティ・インフレは、どちらかというと実物資本の価値増大ではなく、相対的に金融資本の価値が低下している(まぁ同じことなのだけど・・・)というドライバーが引き金となっているとのこと。これも確かに、、、とは思う。セーフティ・ヘブン通貨として円貨が選ばれていて円高が進んだりしたが、歴史的な流れの中で円貨の価値が今後増大していくシナリオは想定しづらく、そうなるとあらゆる金融資産の価値が下がっている中、相対的に円が選ばれている、ということが言えるのかもしれない。

10.16.2008

20代最後の1年

本日無事29歳となりました。さっき妻にお祝いの言葉を貰うまで、
自分でもすっかり忘れてましたが。

20代という激動の10年の最後の1年なので何か成し遂げた感
を持ちたいですが、最近は毎日で精一杯になってしまっていて、あまり余
裕がないので近々ちょっとゆっくりとした時間を見つけて、もう一度自分
を見つめ直してみたいと思います。

10.10.2008

after the collapse


after the collapse
Originally uploaded by mokayama1979.
Amexから更新されたカードが送られてきました。左が古いカード、右が新しいカード。色が薄くなっていることが分かります。金融市場が崩壊し、価値も低下してしまったということ?(笑)