11.01.2008

子育てを取り巻く環境

今日は子供の一時保育で利用している地元の保育園で日赤の木戸道子医師を招いた子育てセミナーがあったので、パパとして参加してみた。ターゲットは基本的にはワーキングマザーだったけれども、非常にためになる講演だった。いかに子供を育てながら仕事を続けていくことに対する環境整備が整っていないか、ということについて。というのも、やはり話を聞いていると、大変は大変なのだ。子育ても仕事も両立する、なんてのはきっと生半可なものではない。勿論その中でお話としては、ポジティブ・シンキングで楽しんでやっていきましょう、人生の幅が拡がりますよ、というものだったのだけれども、ご自身も産婦人科医としての激務をこなしながらの子育てはきっと大変だったに違いない。

しかし、物理的に大変なのは仕事をしていれば変わらないのだから、それは何とかしなければならないのだが、やっぱり一番重要なのは周囲の理解だろうか?労働環境というか。

労働環境って、きっと子育てとか関係なしに重要。まずそもそも日本の場合、比較的労働生産性が低い(特にサービス業)ことを労働時間の長さでカバーしている。生産性が低いのは何故かと考えたときに、労働環境の弾力性・柔軟性の低さが一つの理由ではないだろうか?いわゆるメリハリをつけにくい環境になっている。クリエイティビティ・クラスの台頭が言われるような今後の社会の中で、この状態はかなり致命的。

ということを考える機会なんてなかなかなかったので、土曜の朝起きて行ったかいがありました。

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