7.19.2010

鎌倉小旅行

海の日という事で、思い立ったが吉日、息子と2人で鎌倉は七里ヶ浜まで行って来ました。
横須賀線と江の電の旅ですが、息子は最近電車が本当に好きなので、あえて東急線を挟んだが仇に。。。武蔵小杉の東急線から横須賀線への乗換は本当に面倒なのでオススメしません。でもまぁ何とか横須賀線に乗り込み、プチ贅沢を楽しもうとグリーン車へ。快適な旅でした。
いざ鎌倉、三連休の最終日で殺人的な混み方かと思いきや、意外と普通で江の電も普通に乗りました。久々に乗ったのですが、稲村ヶ崎から七里ヶ浜に向かう途中に海がどっか〜んと出て来る辺りは明らかにテンション高すぎの俺。息子の反応は意外と普通、周りは若干引き気味、という構図も七里ヶ浜ですぐ降りるからお構いなし。
七里ヶ浜で降りてからはすぐに行合橋方面直行。そこから国道134越しに見える青い海と空は最高!!!信号を渡ると、そんなつもりもなかったんですが、波打ち際で少し遊ぶことにしました。いや〜楽しいっ!
少し遊んでから国道沿いを歩いて稲村ヶ崎方面へ。そして学生時代よく行ってたペーターで昼飯です。パン食べ放題が嬉しい。
その後は、やっぱ鎌倉に来たなら大仏を見せない訳にはいかない、という事で、稲村ヶ崎から再び江の電に乗って長谷まで。そして歩いて大仏まで行きました。この辺から少々この親子バテ気味。一瞬人力車に心奪われるも、幼児とは言え男2人で人力車はだらしがなさ過ぎ、ということでひたすら歩き。まぁたいした距離ではないですが。
大仏はさすがに息子も感銘を受けた様子。中に入ろうよ、とそそのかして来ましたが、中の暑さに完全にやられて萎れて出て来る大人を見て、ここは3歳児は入れないんだよ、と言い聞かせお利口そうに順番待ちしている推定2歳児などを横目にすたこら退散。そこからバスに乗り込み鎌倉駅まで。はぁ疲れた。。。
と思った瞬間、すでに寝に入るわが息子。そこから一度も起きなく家に着き、まだ寝てます。

いやぁでも夏休みっぽくていいなぁ。楽しいなぁ。

ちょっとした父と子だけの水入らずの小旅行でした。オススメです。

7.18.2010

Twitter

今更感も若干ありますが、最近twitter始めました。くだらない事やちょっとしたことはtwitter使う事が多くなりました、したがいまして。一方でブログはブログでまとまった事を書いたり、何か残しておきたい事があったりしたら使えます。

Twitterの利点は、リアルタイム性と文字制限にあると思います。冗長性はどちらかというと、一つ一つの投稿内容ではなくレスポンスの数や短い言葉の積み重ねから展開される議論などに持たせています。そこがよりコミュニケーションの基本に近い。

7.08.2010

外国語教育

今日の日経社説に英語教育ついての論評が載っていた。楽天の三木谷社長のTwitterなんかもフォローしていると社内公用語を英語にと発表してから少し経つのにまだフォロワーからのコメントが絶えない。妻も幼児英語教育に携わっているが、興味のある親が絶えないようだ。

英語が必要なことは間違いない。一方で英語がしゃべれれば良いかといえば、そう言うものではないと思う。自分は少なくとも仕事で困ることはないくらいには英語はしゃべれる。ちなみに帰国子女でも何でもないが、新卒の時に英語のしゃべれない日本人の学生を採用してくれた英語が共通語の当時のチームが鍛えてくれた。いま思うと本当にありがたかったと思うが。でも今、英語がしゃべれる日本人として世界どこに行っても認められるか、というと多分そんなことはないと思う。なぜか?

一つには勿論自分の語学力の限界があることも十分に承知だが、そもそも論として日本人である自分とこれから伸びる新興国市場からの人材と、仮に能力差が多少自分の方が上であったとしても、人材という比較的長期の投資において、賢明な投資家はどちらに投資を行なうか?そういう質問を投げかけられ冷静に考えると、残念ながら勝算は良いところ3割くらいか?

もちろん実際の採用現場においては、より個人の資質に重視した判断が行なわれるので、個人で頑張るしかないのだが、効率的な人材調達のためにはスクリーニングが行われ、日本人は今のままだとその時点でふるい落とされる可能性が高い。つまり日本人にとっては活躍の機会自体がどんどん少なくなってしまう。

その議論は本来であれば語学教育をどうするか、という技術的な話より前に、語られなければならないのにも関わらず、自虐的にもなりがちな議論を避けたいのか、あまりおおっぴらに語られることが少ないような気がする。技術的な問題にのみ着目するから、昨日はこれからは中国語だといい、今日は英語だという。外国語はそもそも要らないという考えだってあるはずなのに。例えば1980年代の日本は強かったからオーストラリアの高校で日本語教育が進んだりしていた(今は不明。。。)。また事実上未だに世界最強のアメリカ人は都市部の一部を除き英語以外の言語をしゃべれる人はほぼ皆無だろう。(または母国語しかしゃべらない移民か)

先日の発達心理学セミナーでもあったが、本来人間のポテンシャルとしては語学は数ヶ国語程度であればどうにでもなる。環境さえ整えば。自分の英語だって結局は環境だった。

こんな話もある。大阪に転勤となった関東人が帰って来ると、おいおおってくらいに関西弁になってたりする。でも笑いのセンスは関東だから関西人による関西弁の話と比べてちっとも面白くない(笑)。

長くなったが、英語だ何だという議論も良いんだが、その前に日本人という素材を売れるためのプロモーション方法を考えることがはるかに重要なんではないかと思う。あとは必要な外国語があれば、それをその言葉を母国語としている恋人でも作れば3ヶ月でどうにかなるだろう。。。

ちなみに妻が幼児教育に携わっているのでフォローしておくと、自分の観察によると、まだ保護を必要としている幼児が外国人の保育者に育てられることには語学の習得という意味においては恋人と同等の、もしくはそれ以上の効果がある。最近は息子の通う保育園でも週に一度は外国人が保育に参加するらしい。そのせいか?最近息子は、"milk, please"と言うようになった。

7.04.2010

オヤコラボ

妻の友人である小田木友依さん主宰のオヤコラボ(http://oyacollabo.com/)が企画し発達心理学の先生と一緒に子育てを学ぶセミナーに参加してきました。講師は田島信元・白百合女子大教授。

親も人間。ついついイラっとして感情をぶつけてしまうが、あとで自己嫌悪に陥る。そうでなくても、現代社会において子育てを孤独にやっている親は意外に多い。そんな親に発達心理学の観点からアドバイスを送り、また自己参加型なので、自分自身との対話を通じた学習ができる。

心に残った事として、子供には育つ力が生まれながらに備わっている、ということ。発達心理学ではそこに個人差はないと基本的に考えている。そして親の役割は、育つ力を最大限に発揮させるための環境作り。これは従来から自分が考えていたことと同じであったので、すんなりと受け入れられた。しかし、子供には、発揮していない能力が8割とも9割とも言えるほどある、というのが驚きだ。そしてそれをうまく学習によって伸ばしていくのは、まさに親の醍醐味。子育てがますます楽しくなりそうだ。