5.30.2011

simple but essential

実はもっとシンプルに考えれば良いじゃないか?ということが最近良くある。でもシンプルに、という言葉の裏側には、本質的に、という意味も入っている。よく日本の武芸なんかに良くあるけれども、究極的に無駄を排した型の中に全てが詰まっているようなイメージ。


例えば身近な話で言うと、最近はまっている近所のマッサージ。足師なる人の教えを、純粋に聞き入れているのだけれども、かなり理にかなっている。足裏という狭いエリア発の身体の調整。しかしよく考えると、この重い身体を日々支えているのは、このわずか26、7センチメートルしか長さのない足裏であり、ここが全てだとも言える。実際、自分の身体のアンバランスさを足裏の様子を見て全て見抜かれたし、その根本的原因となっている両足の親指の付き方の指摘は見事だと思った。そして今必死に足の親指の付き方改造に励んでいる。笑

仕事。一流と呼ばれる仕事をする人になりたくて、そのために色々な背伸びも含めてしようとしてきた。でも、自分の中で一流のベンチマークと言えばイチローと決まっているのだが、5月不調なのは寂しい限りだが、しかし彼もストイックなまでに単純な動作の繰り返しを行なっている。名プレイヤーは名監督にあらず、という言葉もあるが、名監督は凡プレイヤーの集団を采配しなければならないからであり、名プレイヤーはプレイヤーであり続ける限りは名監督を凌ぐ。そして彼がすごいのは、彼の才能が決して先天的なものではなさそうなところだ。これは誰にとっても希望が持てる。誰もが一流になる可能性があるのだから。イチローは、難しいことを色々考えてきたのだろうか?そうではない気がする。やはりバットを振る、という単純な動作の中の本質を見抜く作業を積み重ねてきたんだろう。そう信じたい。

人間関係、それも特に結婚。今日の自分自身のtweetからだが、
震災後、結婚を考える人が増加との報道、危機対策の一環だとか。でも人間って痛みは忘れやすい。結婚をヘッジ手段として見ていると、いつかコストの議論が必ず出てくる。だから結婚はやっぱり長期的なメリットの獲得手段としてみないと間違える気がする。
(続き)結婚で得られる長期的なメリットが薄れてきているのが現状。特に昔は家制度が生活を支える手段であり結婚は不可欠だったのが、今やそうではない。子供を(社会的な偏見を受けずに)作るための手段として結婚は残っているけれども、安心して子供を育てようとするとコストデメリットが大きい。
(続き)夫婦別姓問題とか子ども手当などの少子化対策とか、小手先だけの安易な議論もあるが、文化としての結婚制度の存在は大きく、やっぱりそもそも結婚することによるメリットやそれを支える保障の在り方自体を現代流に見直す議論がないと一過性のものに過ぎなくなってしまう気がする。
最近すごく思うのは、結婚することで他人同士が分かり合う、なんていうナイーブなことなど、普通はあり得ない。だからこそ10年、20年、30年経った後でも離婚する人達がいるわけだ。お互いの価値観のすれ違いを理由に。ただ、そもそもお互いの価値観が揃うことなんて、ほぼあり得ない。全く同じ価値観を持っている人間なんているのを探す方が難しい。もちろん、人間を4種類くらいに分けたときに同じ象限にいるくらいには価値観が近い方が色々な不便はないだろうが、それでも長年一緒にいても驚くくらい違う考えだって相手は持っているし、この先も持って行くだろう。それでも結婚を続ける理由は明白で、相手と一緒にいることに大いなるメリットを感じているからだ。そして相手にもそれを感じてもらう必要がある。その互恵関係の究極の形の一つが結婚なんではないかと思う。

結婚は不便だ。ある程度の自由も奪われる。しかし、それでもなお続ける理由は、ただ一つ、そこに長期的なメリットがあると感じられるからだ。

身体も、仕事も、人間関係も、何もかも、そこには単純な、それでいて本質的な真理が眠っているような気がしている。それに気がつくと、その周りにある無駄、一見すると冗長なことも、楽しめる余裕が出てくる。自分はまだ若輩者なので、今はただ本質の追求をただ勤しむばかりで、冗長さを楽しむ余裕などないのだが、ただ世の中のそんなトリックに最近気がついただけで、ちょっと色々なものの見え方が変わってきた気がする。



ちなみに結婚生活に行き詰まったわけではありません。時には波高いこともありますが、天気は良好です(笑)。

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自己紹介

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東京都, Japan
自分で言うのも何だが、比較的周囲の人達に恵まれてきた。充実した学生生活を送り、独身生活を経て、エキサイティングな結婚生活とパパ業を営みながら、スーパーサラリーマンを目指している。 ただし、本当はサラリーマンでなければもっと良いと思っている(起業家とか。)でも兼業は可能なはず、だし、出来るならリスク調整後リターンを最大にしたいと考えているため、サラリーマンの特権を活かすことができたら、とも考えている。