6勝4敗を6勝0敗にすること
勤務時間中の株取引と、勤務時間中のブログ書き込みが本質的に何が違うのかと言われれば返す言葉はありませんが、まぁ裁量で働いている身なので勘弁して下さい。今この瞬間の感じたことを失いたくなかったんで。
とある人と先ほど久しぶりにどうですか?的な話をした際に、なるほどと思わされたことがありました。
最近の考えごとの一つに、偉くなっている人達はどうしてみんなタヌキなんだろう(うまく人を化かす)?という疑問がありました。交渉などでタヌキで来られると、それを上回るタヌキで行くことって結構難しい。自分もタヌキにならないといけないのか?でも人を騙して(タヌキのイメージ、あくまでもイメージ)世を渡って行くことは自分の信条に反するのでは?う〜ん、困ってます。なんていうボヤキを放ったところ、頂いたお言葉はこんな感じ。
偉くなっている人はどんな人かと言えば、勝ち続けている人。でも確率論的にずっと勝ち続けるなんて有り得ない。普通は5勝5敗、良くて6勝4敗。ごく一部の天才は7勝3敗。でも天才でも3敗している。どういうことか?
答え。偉くなっている人は負けを見せない。負けても負けにしない。4敗しても、0敗に見せる。つまり6勝0敗、負けなし。
なるほど。タヌキとはそういうことだったのか。負けを見せずに相手を納得させる。その話術、交渉力、人間性がタヌキと呼ばれるのかも。