7.14.2012

10年前、10年後

ブログ書くのは久しぶり。最近はツイッターの気軽な感じに馴れすぎて、ついつい字数を気にしながらも、あまり長めの文を書くことはしてませんでした。でも、とある事を調べようと、自分の過去のブログを見返したら、結構色々とその当時の心境を鮮明に思い出せるような記録がたくさんあって、改めてたまにはブログをアップするのも悪くないな、と思った次第。

とはいいつつも、実は特に何を書くこともないのだが、折角なので最近の考えについて、徒然なるままに。指先の赴くままに、と言った方が良いか。

今年4月で社会人になってから丸10年が経ち、11年目に突入し、次の10年間をどうしようか?と考える事が多くなってきた。過去10年は、大きく3フェーズに分かれる。最初のフェーズでは、学生からお給料を貰える社会人になり、ただバカな事ばかりやっていたフェーズ。仕事も遊びも全力投球。酒に酔っていなかった夜もなかったけれど、学生時代に勉強していなかった分、結構仕事を通じて勉強もした。次のフェーズは、妻と結婚をして他人に対しての責任を初めて担い始めた。少しだけ年上の妻は大人で、自分はまだ粋がった子供だったから、ここでガツンと人間としての勉強をさせられた。結婚してくれた上、勉強するチャンスを与えてくれた妻には感謝しているが。そして子供が生まれた。3つ目のフェーズは、共働きで子供を育てる、という生活になった過去3年近く。勉強、なんて言っていられなくなり、仕事は当然だが、子供を二人で育てて行くために、調整と責任とその他色々な事をバランスを取りながら日々過ごして行く事が求められるようになった。まだ上手くはないが。

とりあえず、この10年間で3フェーズをかけて、自分の人生の下地を作って来た。そして、次の10年間は、いよいよ本格的な調理に入る事になるのだろう。何を作っていくのかは、多分大体決まってきている。勿論まだ多少なりとも修正は出来ると思うが。

今までの下地作りとは違って、決められた材料を重ね合わせて行く作業から、少し創造性を伴った作業に変わっていくと同時に、失敗も成功も自分の腕にかかってくる。間違えれば手厳しい指摘がすぐに飛んでくるだろうし、局面によっては今までなら許されたよあなミスを許されない。ただその中において、自分を表現し、家族も守り、そして周りから評価を得ていかなければ、そのさらに次の10年間が厳しいものになるんだろうな。

10年後、自分は何をやっているんだろう?

多分変わらずこうやって、ブツクサ独り言を書き連ねている事だろう。そして、その事で自分の頭の整理を、心の叫びの発見をしているに違いない。でも10年前、今の自分を想像できなかったけど、思い返してみると、多分その頃の自分が抱いていた漠然とした未来の自分より、もう少しだけ大人になっている気がする。その事は素直に自分を褒めてあげたいけれども、本番はこれからだし、ある意味もっと想像力と創造力を働かせていかないといけないから、もっとビジョナリーな自分の人生を考えていかないといけないんだろうな、と思う。

そう考えると、まだまだちょっと将来の自分の姿が漠然とし過ぎているけれども、きっとあと1年くらい使って、将来像を少しずつ切り出していく作業が必要なんだろう。

だんだんチャレンジが少なくなってきた、と思いがちな昨今だったけれども、物の見方によるわけで、本当はとてもチャレンジングな10年間が始まっている、ってことなんだろうな。

と、まぁそんな事を何となく感じながら、7月は海の日の連休に入るわけです。家で一人酒でもたまには呑んでみるかな(笑)

4.04.2012

Pro bono / プロボノ

I have been thinking long about my third life. The first one is obviously with family and friends. I will never less prioritize the most important things in this world, which is, to me, people around me. I wouldn't ever become happy if my family and close friends are unhappy. The second one is work. I need to earn money in order to support the lives of my family (including two dogs). But, recently quite often times, I get to question to myself, "is that all?" I still remember one of the very first posts in my blog very early days back in more than 10 years ago (unfortunately not in this platform but it was at intranet at my college so it must have disappered by now...sadly). It was about my dream. I wrote, "I will become a billionaire like Bill Gates. And maybe I will like to be featured in a TV show as the most influencial philanthoropist in the world. Then, I would be honored by the Nobel prize." I'd be so embarrased if it was just a blog post on yesterday...but please forgive me more than 10 years ago. But, there is one thing for sure unchanged at least within my head. That is a question about how I would be able to contribute to public, society, community, country, region, and people's happiness. As I would like to answer to my question, I've been even looking into feasibility on running in an election to be a statesman (I would't like to be called as a 'politician'). I am not very interested in state politics however. I'd be rather attracted by local one. But, frankly speaking, the politics especially in developed countries does not seem to be solving issues around people's happiness unfortunately, because the fiscal deficit is so huge that the politicians' focus need to be there, the numbers. It unfortunately forces politicians to step aside before they come to think about intangible values, like happiness. That is not what I want to do. Meanwhile, I recently had a great introduction to a certain nonprofit, for which I just started working on a pro bono basis. It's been a few months since I showed interests in a job there. I haven't been able to speak about it to a larger group because I shied away from doing so before I made some committment. But now, I am getting comfortable with talking about it. So going forward, I would like to share some activities about my third life with the readers of this blog. I have been so far enjoying it very much. This is something that I wanted to do. 長いこと、自分の第三の人生について考えていました。一番目の人生は、それは勿論、家族と友達と共にあります。決して、この世で一番大切だと思っていることを軽んじることはしません。自分の場合は、それは私の周りの人達です。家族や大切な友達の幸せなくして自分の幸せはありえません。そして二番目は仕事です。私の家族(二匹の犬を含む)の生活を支えるためにお金を稼がなければなりません。でも最近はしばしば自分自身に問うことがあります。「それだけ?」 もはや10年以上も前のものですが、当時書き始めていたブログの最初の頃の投稿の一つを今でも覚えています。(残念ながら大学のイントラネット上にあったもので、もはや消えてしまっているかと思います。)それは、私の夢に関する投稿でした。当時、こう書いています。「夢はビル・ゲイツのような億万長者になること。それで多分、世界で一番影響のある慈善事業家としてテレビなどで特集されてしまうこと。それで多分ノーベル賞とかもらうんだろうなぁ。」まぁこれが、最近書いた記事であれば恥ずかしい以外何ものでもないですが、まぁ10年以上も前ということで許してやって下さい。。。 しかし、これは確実に、少なくとも自分の頭の中では常に変わっていないものがあります。それは「どうしたら自分は社会に、公共に、地域に、国に、そして人々の幸せ(の向上)に貢献出来るのだろうか?」という質問です。その質問に答えたくて、実際善良な政治家になれるかどうかを考えたこともありました。でも、あまり国政には興味を持てず、地方行政のほうが魅力的だったのですが、ただ率直に言って、先進国の政治家には、人々の幸せに関する問題に答えられるような気がしないのです。なぜなら巨額の財政赤字を抱えすぎて、政治家としてはその数字の問題にフォーカスせざるを得ないわけです。そうなると残念ながら、人々の幸せとか無形なものを考えるよりも先に、政治家は脇道へそれなければいけなくなってしまうわけです。それは自分がやりたいことではない。 そんな中で、とあるNPOと素晴らしい出会いを最近しました。そしてプロボノとしてそのNPOのお手伝いを始めました。実際そこでのお手伝いに興味を示してからは数ヶ月経っているのですが、あまり大っぴらにそのことは話せませんでした。というのも、コミットメントをする前に、話すことは避けたいと思っていたからです。でも今、だんだん話す準備も出来てまいりました。なのでこれからは、自分の第三の人生のことを、このブログをお読み頂いている方に、シェアしていければと考えています。 今のところとても楽しく関わらせて頂いております。これが自分のやりたかったことです。