3.31.2007

美智子さまの恋文

美智子さまの恋文」を新幹線の中で読んだ。今上天皇の同級生で共同通信社の記者である著者の作品。御上の婚姻問題を中心に、知られざる皇族のプライベートな出来事に深く迫っている。

この本を読んで、皇族に対する見方が一つ変わった。それは皇族の役割について。日本の象徴としての天皇制は、小学校も高学年になれば習うことだ。でもその頃は象徴って何だ?と思ってたし、皇族という人間を君が代や日の丸と同じようにシンボル化させるには、ちょっと想像力が足りなかった。しかし、実は、皇族の人々も内部で同じように悩んでいるのだ、という事実を知って、ある意味で合点がいった。つまり、事実として脈々と続いている高貴な血筋がある一方で、フラット化してしまった現代社会において、その血が持つ意味を再び問われている。昔であれば、それは神格化してしまうという単純な作業で、国の統率をも簡単に行なうことができた。しかし天皇も人間であることを国民の誰もが理解している今、この血が持っている意味というのは先代が残してきた文化的遺産なのかもしれない。皇族一人一人の人間性とはまた別個のものとして。

自分にとっての天皇制がまた違う意味に見えてきた。

朝まで生テレビ

今、朝まで生テレビで、史上初!日中同時生放送!と銘打って、日中問題についてドンパチやってます。田原総一朗はいつも自分の意見をぶつけて議論をぶち壊しているが、今回のようなテーマに関して、建設的な議論をするのにはっきり言って彼は向いていない。もともとセンシティブな問題だけれども、田原総一朗は日本は言論の自由の国だと言いつつ、中国側の発言に関してそれは間違っている、とまくしたて、しまいには日本側からの参加者にもたしなめられる始末。

そのせいで逆に問題の核心に迫ることはなさそうなので、そろそろ寝ようかと考えているところ。一番知りたいのは、何で日本人は中国が嫌いで、何で中国人は日本が嫌いなのか、というところなのだが、そこに至る前に田原総一朗の個人的な意見に遮られてしまう。あと、日本側の参加者がちょっとマイルドな人たちが多いな、と思う。

全然関係ないのだが、今日昼休みの帰りに話題になったのは、なぜか格差社会について。さて勝ち組・負け組と言った言葉にあるような格差社会に日本は突入しつつあるのでしょうか?

NRIの調査は興味深い。この推計によると1997年から2005年にかけて実は超富裕層(金融資産5億円以上)は減少している。そのかわり真ん中の層が拡大している。上の層からも下の層からも、真ん中の層に流入しているようだ。これを格差が拡大していると見るのか、多くの人がより豊かになったと見るのか。

個人的な意見としては、格差があることはモチベーションの維持に必要不可欠だと思う。人間の能力に多様性がある限り、その環境に適する適さないによって勝つ者、負ける者が出てきてしまうことは防ぎようがない。今までの日本では、みんなが上を向いていけば、全員がハッピーになった。でも経済の成長が定常化してきてしまった今、格差が唯一の競争の源泉力なのではないかと思う。では問題なのは何かと言ったら、格差があることではなくて、負けてもまた勝つチャンスが与えられるというルールが社会にあまり認められていない、ということなのでは?

3.29.2007

ワールド・トレード・センター

さすがオリバー・ストーン。

何人か観た人の評判は、実は、あんまり面白くなかった、というものが多かった。なので観たかったのだけれども映画館には行かなかった。

DVDが出たので嫁さんが借りてきてくれ、それを観た。

泣きました。ルディ以来。社会派ドラマではなく、思いがけずヒューマン・ドラマだった。ツイン・タワーが倒壊するシーンは(もちろん少しのカットでは入っているのだけれども)あまり外からは描かれていないし、飛行機が追突するあのセンセーショナルな場面はただの一カットも出てこない。そういったシーンは見た目が派手になるだろうし、不謹慎だけれどもある意味みんなが期待してしまうシーンなのではあるけれども、そこを触れないのはオリバー・ストーンの犠牲者に対する追悼の意であるのだろうし、またあくまでもその現場に居合わせた数多くの犠牲者達の視線で描いた作品だからなのだろう。タワーの中にいる人たちの多くは、あの象徴的な場面を見ることなく命を奪われてしまった。

政治的なメッセージが全くなかったことに安堵を覚えた。随所に記録としてブッシュ大統領であったりジュリアーニ市長(当時)であったり、政治家たちの発言は映画に取り込まれている。しかしそれは単純に事実として入っているだけである。「悪」を断じる言葉は、最後の最後にほんの一言(テロを指して)"the evil, yeah, sure"というフレーズがあるだけ。ほんとに全編を通じてこれのみ。ビンラディンなんて一回も出てこないし、その影さえ見せない。でもオリバー・ストーンが描いたのは大惨事の犠牲者への哀悼と人間の強さや暖かみ、仲間意識。

あのテロがあった時、弟が友人とニューヨークを旅行中だった。従姉妹がWTCから数ブロックしか離れていない高校に通っていた。叔父がマンハッタンで働いていた。ニュースを見た瞬間、背筋が凍った。しばらく音信は途切れていて、タワーが崩れてから数時間して、やがて公衆電話から安堵の声を聞くまで、不安でたまらなかった。テロの1年半前にニューヨークを訪れた。WTCに上った。テロの4ヶ月後にニューヨークを訪れた。グラウンド・ゼロには近付けなかった。テロから1年後の9月11日、ニューヨークのオフィスで働いていて全社で黙祷を捧げた。そういう意味で、あまり他人事ではなかったあの事件は、これからも一生心の中から消えることがないと思う。

ワールド・トレード・センター

全思考 北野武

全思考

ある意味サプライズ。本屋では軽い気持ちで手に取った。タレント本、とは言わないけれども、たけしは結構好きだし、程度。いや、でもすごい。

ゴースト・ライターが書いているのかと思った。でも読み終わった後には、絶対そんなことはしないだろうと思う。時折見える、たけし流のギャグセンスもいい。でも何より北野武の哲学、社会観、人生観、それが一番いい。

どんどんと「下品」になっていく世の中を嘆く北野武の言葉には耳が痛い。自分も嘆かれる側にいることもあるからだ。たけしは結構好きと言いながら、北野作品はほとんど観ていない(座頭市くらいかも、、、ほんとに)のが残念なのだが、北野武は自身の作品を無駄なカットばかりの作品だと言っている。でもその無駄なカットを使って、陳腐化された表現手法の羅列では切られてしまった間を表現しようとしていることが本から分かった。

とにかく読んで欲しい。映画論が最後に来ているけれども、他の父親論や人間関係論や教育論も読み応えがある。

3.28.2007

た・す・け・て

「今週、妻が浮気します」を楽しみに観ていたのだが、「た・す・け・て」はクレイジーケンバンドが歌うオープニング・テーマ。昨日最終回。

図らずも半分接待のようになってしまったディナーから帰宅後、妻が録画してれたビデオ(ありがとう!)を観た。ハッピーエンドじゃん、なんだー。。。とか落胆しつつも、主人公夫妻がうまく行ってうれしくもある自分。

さてさて、自分はというと、あまりに細切れの仕事がpile upされていってきて、若干オーバーロード気味。でも何が大変かっていうと、どちらかと言ったら仕事の量ではなく(むしろ他の方々に比べたら全然少ないと思う。。。)、上述の通りほんと細切れなのである。そのマネジメントに気を遣う時間も多々あり、時に本末顛倒だと思うことも。「た・す・け・て」なのである。

ビデオ観てから、うちのヨメさんが引き続き観ていた「セレブの種」なる映画が相当面白そうだったのだが、溜まってる仕事のため持ち帰った会社のPCを開けて諸事項を済ませて、そしたら2時過ぎになったので寝ることにした。(ところでセレブの種の原題はShe hate me。どうしてセレブの種になったんだろう?)

そして朝な訳だけど、全然昨日は飲んでいないのに、若干頭が痛い。。。もう最近お酒がめっきり飲めなくなっている。この際止めちゃおうか、とすら思えてくる。はぁぁ、これは老化の一種なのだろうか?

たすけてー

3.26.2007

週末あれこれ

ダラダラとしてしまいガチな週末ですが、、、土曜日は昼間にジム行って、そのまま嫁さん知人の結婚式二次会へ。場所は銀座のミキモトの上DazzleAneCanにも載ってた。。。)。料理は普通かな?でもハコの大きさや雰囲気はパーティにはすごく良いのかな?店員の感じもすごい良かったし。2フロアに分かれちゃっている(入り口が8階、フロアが9階)のが、ちょっと出入りに大変かも。消防法上大丈夫なようにはなってるんだろうけど、階段はあるのだろうか、とちょっと心配してみたり。店員のワインの配り方がハンパなく、椅子の後ろに半ば隠してたワイングラスを目ざとく見つけて、もう一杯いりますか?いえ、結構です。みたいな。すごい。。。

その後、プランタンによって、買い物に付き合うも、買い物中に素で寝てしまうくらいワイン+ジム疲れのため、ダウン。カフェで嫁さんの買い物が終わるまでダブル・エスプレッソで待つ。ただこうなると結構目覚めが良くなってしまう。暇だった。隣の女性二人組の話を面白可笑しく盗み聞きしてた(というか聞きたくなくても聞こえてしまうくらいの声だったので・・・)。女性二人の言葉のキャッチボールってのは何か面白い。

三省堂に寄って、ちょっと最近仕事でネタが尽きない規制関係の参考本「バーゼル2と銀行監督―新しい自己資本比率規制」なるものを購入。FSAの方々が書いてあるので、間違いない。

帰宅後、フィギュアの女子フリー決勝を見た。何気に結構うちはフィギュアはよく見ている。最近は技の名前もすこ〜しずつ(と言ってもほとんど言っても当たらないのが)分かってきた。だし、長らくスター不在だったけれど、若手の台頭でこの競技自体今すごく面白いと思う。今回を通じて感じたのが浅田真央選手ってあどけない顔してしゃべり方もまだ子供って感じだけれども、彼女はうちに結構な闘争本能を秘めていると思う。悔し泣きをしちゃったりっていうところはある意味まだ子供なのかもしれないけれども、そうではなくて他の選手をライバル視したり順位にこだわったりっていうような部分がかなり強いのではないかな、とインタビューの言葉の端々から何となく思った。

日曜日、うちのワンコ2匹の毛が伸び放題、口の周りが何か臭う・・・ので、いつものトリマーさんのところに出す。今のところは送迎してもらえるので非常に助かるのだが、いつもお兄さん(もしくはお姉さん)の顔を見た瞬間、猛ダッシュで自分達の家の中に逃げ込んでしまう。が、今回は妹のかりん(最近字画が悪い(らしい)ので漢字からひらがなに改名・・・)
は逃げる間もなくお兄さんに捕獲される。姉の蘭はキレつつも最後は説得に応じ、陥落。

2匹がいない間は邪魔もされずに昼寝をたっぷり。夕方また起きて大相撲の千秋楽を見る。横綱朝青龍が結びの一番をはたき込みで勝って白鵬との優勝決定戦になり、優勝決定戦で今度は逆にはたき込みで負けるという珍しい取り組みを見れた。勝負ってこんなもんだ。

フィギュアのexhibition。絢香がミキティのためにI believe(結果的に三日月も)をライブで歌うっていうので、テレビの力だな〜って思いつつもついつい見てしまう。

というなんてことない週末。

3.24.2007

英語

NHKの番組「英語でしゃべらナイト」は嫁さんの友人がたまに番組ディレクターになってたりすることもあり、よく観るのだが、今日(日付はもう変わってるが・・)釈由美子とNHKアナウンサーの松本さんが4年間のレギュラーを務めて番組を降板した。

結構長い間見てて、釈由美子も松本さんも随分英語がしゃべられるようになったと思う。影で努力もしてたんだろうなぁ。

釈由美子が最後のスピーチで言ってたが、「英語をしゃべることも大事だけれども、(海外ロケ等で)同年代の女の子とおしゃべりしたり、著名人と話したりすることができたことで自分の世界を広げられた」。そういう経験がとっても大事なんだよな、きっと。

俺自身は帰国でも何でもなく、ただ今思うと高校一年生の時にぶち込まれたアメリカでのサマーキャンプでほとんど何もしゃべられずにいた経験、社会人になって周りが外国人・日本人問わずみんなネイティブみたいな環境にぶちこまれて落ちこぼれないように頑張っちゃった経験、なんてのが非常に良いカンフル剤になった。

その中で一番つらかったのは言ってることが分からないことでもなく、滅茶苦茶な文章になってしまうことでもなく、言いたいことが言えなくて黙りこくらざるをえなくなっていた自分に気が付くことだった。言語コミュニケーションって結局は言葉のキャッチボールなわけだから向こうから投げられたものに関しては、返さないといけない。少なくとも相手の言ってることが分からなかったとしても、分からないけどこういうことなのか?って聞き返すようなことができないといけない。それができないのが一番つらい。相手からしてみたら、何も反応しない相手と話してても面白くも何ともないわけだから。

結論はないけど、ただ釈由美子はちょっと偉いなぁと思った。自分で壁をぶち壊した、番組の企画とはいえ。彼女の気持ちが分かる。4月からはレギュラーが押切もえちゃんに変わるらしい。

3.23.2007

金融マーケティング戦略

金融マーケティング戦略を読んだ。面白いは面白いんだけれども、なんかこう理論化しようという著者の意識が強すぎて、もうちょっとドロドロした部分に関して、つまり実務レベルにより一歩踏み込んで書いて欲しいなぁ、というのが正直な感想。

でも基本的なところで金融業界(というよりかはむしろ商業銀行、か)でマーケティングをするということはどういうことか、を学ぶには良い導入の本になるのではないかと思った。

スイマーズ・ハイ

ダイエットの為にやってる水泳。一向に痩せる気配はなく、むしろプクプク肥える一方だが、最近はスイマーズ・ハイを感じるようになっているのか、泳いでて気持ちよくてたまらん。。。

というわけで3日連続泳ぎに行ってます。ゆっくりと泳いでますが、前も書いたけれどもターンの後、ちょっと息が苦しくなって水上に顔を上げる瞬間、ちょっと落ちそうになるのが気持ちいい(あぶない)。慣れてくると、ストロークの数も泳ぐ速さも一定になってくる。大体、25mを20ストローク、最初の5mは蹴伸びしてるから、1ストローク1mだな。そして1,000mを20分のペース。今日は30分、1,500m泳いだ。

3.20.2007

巨大ジェットA380のプレミア

Lufthansa - Press ReleasesによるとA380が商用飛行に向けて、お披露目飛行を開始!500人の旅客にクルー23人とコックピット。

ドーナッツ

長年(?)の懸案だったKrispy Kremeのドーナッツ。出社したら社長が寒風吹きすさむ中、50分並んで買ったという物が机の上に!

というわけで初Krispy Kreme。

それって結局ナメられてるってこと?

FTやら毎日新聞やら色々と今日報じられた一連の北朝鮮の資金凍結解除ニュースですが、結局こういうことになる。どこかの国の官房長官は呑気なこと言ってるけれど(ほとんどYahoo!ニュースからのネタ・・・)、これって結局日本が蚊帳の外に置かれたまま、中国とアメリカが北朝鮮と取引した、ってことでしょ、平たく言えば。

案の定、ちょっとした気遣いを米高官にされる始末。もうこれって結構他人事レベルなんだろうな、big dealを終えた米国にとっては。そりゃそうに違いない、普通にそうだろ、誰だって自分の取り分があることを確認してから他人の心配をする。もしこの国の外交官が、誰かが一緒に自分達の分も取ってきてくれるに違いないなどと無邪気に信じ込んでいたのだとしたら。。。

いやぁとっても情けない。極端なこと言えば、ミサイルを自分の庭にぶち込まれるか、隣の庭にぶち込まれるかという瀬戸際で相手との取引が唯一自分を守る手段だとしたら、自分を守るんだから。だからジャック・バウワーはなかなか死なないんだって。自分のゴールを達成する為に多少の犠牲には目をつぶる。

この国大丈夫かな?

3.15.2007

Fatal Attraction

邦題『危険な情事』。うちの奥さんが観たいと言ってTSUTAYAで買ってみた。ちなみにもう一本買ったのはグーニーズ。

途中で眠くてウトウトしてしまったのだが、決してつまらなかったわけではなく、むしろ面白かった。いわゆる不倫→ストーカーの話だけれども、この映画が製作されたのは1987年というから、時代のハシリだったはず。

観終わった後、「これって結婚する男性に贈るのってよくない?」なんていう会話をした。それで観終わったら次に結婚する男性に渡す。リングみたいに。

いや〜こわい。。。

3.11.2007

ハイ・コンセプト

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
大前研一は、正直あまり好きにならない(考え方自体には共感できるものが多いが、彼の本を読む気にならない。あまりにも「上から目線」だから。。。)のだけれども、訳者だから良し。ということで読んでみた。

この本で言っているような「右脳」をフル回転させられる人になりましょうという考え方は新しいことはないのだが、この本で良かったのは、各章の末尾にそれぞれその章で説明したことを自分で実証したり体感したりすることができるような導入がされていること。使えます。

3.08.2007

ハゲタカ

まだ見ていないんだが、NHKのドラマ「ハゲタカ」の原作を読んだ。


ハゲタカ真山仁という新聞記者あがりの作家が描いたフィクション。全て実在しない会社なのだけれども、史実を背景としているので、ちょっとその道に明るければ、登場する会社が実際にはどこの会社をモデルにしているかはすぐ分かる。そういう意味でも楽しめる。

続編があるらしいので、そちらも読んでみよう。

3.06.2007

美しき国へ・・・

一昨日日曜日、無事に帰ってきました。いやぁ〜長い・・・なんであんなに長いんだろう。実質ホテルを出てから家に着くまでの移動時間は24時間。ジャック・バウワーなら核爆発を数回阻止できるでしょう。

仕事でボストンに行ったのは初めてですが、直行便がない不便さってのはほんと大変。ちょうど松坂がボストン・カレッジ相手に投げた時に、金曜日の夜のディナーの前のカクテル・パーティでバーで観てたんだけど、ボストンっ子たちは日本が遠いことにびっくりしてた。とりあえず松坂の次に必要なのは直行便だな。ちなみに一球目いきなりスコーンって打たれて、その場はめちゃめちゃシラケてた。俺ら日本人だからちょっと気を遣ってくれて、まぁまぁだな、とか言ってくれた人もいたけど、明らかにちょっとイラっとしてたんじゃないでしょうか。。。まぁ今後の頑張りに注目です!

この前書いたけど、とりあえず時差ボケがなぜかずーっと治らず、大変な一週間でした。。。メラトニン持って行ったから飲めば良かったんだけど、目眩とかしてたから飲むのを躊躇い、結局しんどいまま。でも相当に有意義な一週間でしたし、普段メール、たまに電話、くらいのコミュニケーションしか取れない同僚と、face to faceで話したり飲みに行ったりするのは何とも貴重な機会です。

が、一方で、年を取ったと感じるのが、ニッポンの心地良さ。メシはうまいし、綺麗だし、暮らしやすさではやっぱりニッポンですな。社会人一年目の時に研修でニューヨークぶち込まれた時は、必死でそれどころじゃないってのもあったけれど、そんなことは思わなかったし、結構それはそれで都市生活を楽しんでた。まぁその地にある程度腰を据えるとなるとまた別の見方をするのかもしれないけど。

日本は日本で一週間の間に色んなことになってたみたいだけれども、ともかくこの「美しき国」へ帰って来れて一安心。