5.19.2009

一段落

今年に入ってから、ず~っとストレスの元となっていた仕事上の問題が今日やっと目処がつきました。長かった。。。最近また胃が痛くなるくらいにストレスレベルが上がっていたので、これでとりあえずは一安心。

しかしこの景況感の悪さったらありゃしません。おかげで相当苦しみましたよ、全く。しかし、かといっても全く底打ちしている感がしないのが、問題の根深さを感じさせます。

ここにきて思うのが、人々のセンチメントによる動きが、想像以上に物事を狂わせるということ、そしてそのことにより、価値が価値とみなされなくなってしまうこと。正しいと自分で思っていても、必ずしもそうだとは評価されないことによるジレンマからなかなか抜け出せる空気ではありません。

しかし、歴史を作ってきた人達は、常にジレンマと戦ってきた訳です。ガリレオ・ガリレイにいたっては、彼が戦った教会に認めてもらうまでに400年かかりました。

一方で歴史が評価するのは結果論であって、必ずしも戦いが評価されるとも限らない。そうなると戦うことがそもそも得策ではない、という考えもあるわけで、日和見主義が良いこともあるかもしれません。

今、非常に難しいのが、その狭間にあるからなのだと思います。戦いを仕掛ける局面なのか、そうではないのか。やらない後悔の方が通常大きいですし、今までの人生の中でも、やらずに後悔したことがたくさんあったので、きっと仕掛ける方を選ぶのだと思いますが、失敗を恐れないのではなく、失敗を失敗としない賢さを身に付けることが今一番必要だな、と考えてます。

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