11.08.2006

女子大生のブログが大変!でも・・・

YouTube - 企業から金貰って提灯記事を書いてるブロガー、NHKの番組で取り沙汰された女子大生が書いている人気のブログが、その人気の裏で実は企業から広告費をもらっていた(=つまりお金をもらってブログの記事を書いていた)ことが分かり、総スカンにあっている。

でも、ちょっと待て?なにゆえそれが非難されるのか?

確かにちょっとビジュアルの良い女子大生(=読者にとってはある種憧れの的)が自分達の目線に下りて来ているかのような文体で書かれているブログが、実は商業的だったと知った時には、好きだった子が実は自分に全くその気がなくただ仲良くしてくれてただけ、という事実を知った時と同じような失望感があるには違いない。

でも、ちょっと待て?テレビをちょっとつければ、女子大生の代わりにアイドルが街中を歩き回って、「人気のお店」ランキングやら、「今流行の」商品の紹介やら、もう後から後から毎日見ない日はないくらいやってるじゃん?まさかそれを無邪気に、アイドルが本当に見つけてきたなどと思い込んでるわけはあるまい。

それこそ「テレビのやらせ」なわけであって、受信料をとらない民放は、なんだーかんだー言ってもスポンサーや広告代理店の意向を十分に汲んで番組を作っているわけだ。それと本質的には何が違うのだろうか?女子大生がお金をもらってブログを書いたっていいじゃない?

しかも、仮にお金をもらってブログを書いていたり、お金をもらって番組作り込んだりしていたとしたって、それをそれなりに紹介する能力があるわけだから、アクセス数の増えるブログもあり、人気のあるテレビ局があり、ってことなんじゃないのか??

新聞に書かれている事、テレビで放送されている事、学校で習った事、その全てが真実だと信じてしまうようになっちゃってるのがこの顛末。物事何でもフィルターかかって出てきてるんだ、ってことを分からないと。。。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

難しいよね。テレビについては社会的にも何となく免疫がついてきていても、ネットという新しい社会で特にblogという日記風に演出されてしまうといかにも本音のように見えてしまう。

という新しい情報取得手段に対する不慣れさが生み出す効果ではないでしょうか。

まあ、情報を取得する場合は何を信じて、何を信じては行けないかを受け取る側がきちんと判断をしないといけないんだろうな。
(まっそれって新聞でも一緒なんだろうしね。)

なんて、朝からちゃんと考えてしまった。