S.A.I.B.E.N. Story
前置きですが汚い話です。万が一何かをほおばりながらこれを読んで下さっている方がいらっしゃれば、飲み込んでからにしてください。
明日は年に一度の健康診断の日です。我が社では、人間ドックに入るのも追加料金なしでやってくれるので、去年に引き続き全身の検査を半日でやってもらうことにしました。
しかし色々と面倒くさいもので、胃検診とかもあるので前日午後10時からは飲食禁止。採尿はもちろんのこと採便、それも2回も、しなくてはいけません。と、今さっき気がついた時点で実はもう間に合わないのですが、最悪うちの犬の糞でもなすりつけてやればいいかと考えていました。まぁでもとりあえず1回は接種しようとトイレへ向かいました。
途中は割愛させて頂きますが、すこぶる良好。よし早速採取だ、とばかりにビニール袋から採便器を取り出しました。
ところで我が家のトイレ、とっても便利で気に入っているのですが、自動的に人が立ったのを感知してくれるので、自分で流す必要がありません。普段はこの便利さを享受しており、逆に最近では他のトイレでうっかり流すのを忘れそうになるほど、このシステムの虜になっています。しかし、悪魔はここに住んでいました。
中腰になり、自分の股の間から水中に存在している私のbig oneに手を伸ばしていったその時でした。
「ウィィィィィィン(機械の作動音)」
「あ、あぶないっ!」
「ドグォォォォォォォ(激流の音)」
間一髪でした。。。危うく私の腕ごと水流に飲み込まれて行くところでしたが、寸でのところで助かりました。
まだ肩で息をしていたものの、ようやく落ち着きを取り戻し、水流も弱まったのを確認し、もう一度トライしようと思ったその瞬間です。
ありません!微塵もありません。
当然です。さっきの激流と共に私のbig oneは、はるか遠く、もう決して手の届かないところへと流れ去ってしまったのです。
ただ一人、残されてしまった者の無常感。右手には採便器、左手にはキャップ。どうしたら良いのだろう。。。
世の中よく考えられています。採便器の注意書きには、こう書いてありました。
「採便器を肛門に突っ込まないで下さい」
中にはいるのでしょう、無茶をする子達が。。。1年前にこの採便器を見たときは正直笑いました。やるわけねーだろうと。
しかし、今はその気持ちも分かります。もう取り戻せない、あの瞬間は心の中にだけ残り、空の採便器は、明日を迎えます。
(The End)
5 件のコメント:
ぐわははははは、最高だ、もか。
「採便器、尻に突っ込む奴なんていねーっすよねー」って笑ろてたお前が目に浮かぶよ。。。墓穴ほりましたな。
呆然としてるおまえが浮かんできたよ。
かなり笑えた。
しかし、昼時に読んじゃいけないな。
ちょっと、臭ってきたかも。。。
おいしいな、そのネタ。
貴方にそういったご趣味があったとは知りませんでした。
しばらく、#56と私は、貴方を
「うxこ」くん
と呼ぶことにします。
汚い話で申し訳ございませんでした。
一応、自己防衛のために明言しておきますが、実際は突っ込んでないっすよ。そんな趣味も興味もございません。
ただ、注意書きがある、ということは過去にそういった事例があったのだろうな、ということは容易に想像できます。
はははぁぁ〜 呆然として立ちすくむモカチーノが、本当に目に浮かぶぅぅぅぅ〜 でその後成功したのかした? ふふふっ
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