4.28.2007
4.23.2007
三連荘
この週末は人生で初めて、そしてこの後はできれば微妙にずれているのがベストかな?というところが本音の結婚式三連荘。土曜日にダブルヘッダーの日曜日単騎。でも出たくない結婚式など一つもないわけで、全部頑張ってお祝いしたい。なので、大荒れの胃を抱えつつも、何とか無事乗り切った。M君、U君、Mさんおめでとうございます!
最近は年齢的にもピークシーズンを迎えて色々な結婚式に出ることが多くなったけれども、一つ一つの結婚式の微妙な違いに、個性なりそのカップルの考えなり、っていうのが出てて結構面白い。列席者の呼び方(会社なのか学校の友人なのか、とか)とか、お嫁さんのご両親への手紙があったりなかったりとか、それを自分で読んだり読まなかったりとか、テーブル装花のスタイルとか(モダンであったりクラシックだったり)、そしてそれを企画しているであろう本人達の力関係であったり(旦那さん側意見が強いのか、お嫁さん側意見が強いのか)。
そんなことを考えつつ、また新しく誕生するカップルの新生活を想像しつつ、おめでとうの言葉を贈るのが最近の結婚式参加法。また5月、6月、7月にも友人の結婚式がある。どんな結婚式になるのか、今から楽しみ。
4.21.2007
4.19.2007
郵便局会社+セールスフォース・ドットコム
今朝の日経朝刊で報じられたが、郵便局会社が米セールスフォース・ドットコムの顧客管理システムを導入することになった。実は2年ほど前にセールスフォース・ドットコムの人と話したことがあって、彼らのビジネス・モデルに感銘を受けたけれども、日本ではCRMという(システマティックな)考え方自体人気があるとはその当時考えられておらず、化けるか転けるかのどっちかなんだろうなぁと思ったが、どうやら化けるほうに傾きそうだ。
ちょっと昔であればASPと呼ばれた所謂リモートのサーバー貸し出しビジネスだけれども、取り扱いが難しい顧客情報をあえてリモートで管理する、という領域へのチャレンジだったわけだ。でもWebの発達に伴って、実は自社サーバであろうがリモートであろうが、シームレスに他のアプリケーションとの統合をはかることができるようになり、またセールスフォース・ドットコム自身がそういった機能を提供し、御上である郵便局にまで認められるようになったわけだ。
そんなに密着していたわけではないが、インキュベーション段階からいよいよ企業として花を咲かせるところまで来ている、その過程を観察して来れて、なんというか面白い。
何でも無料!写真プリントも。 - Priea
ネットでPriea(プリア)が話題になっている。今まで有料であったオンライン写真プリント、自宅までの配送を無料でやってもらえる。
そんなことがありえるのか?と思ったが、発想の転換というか、本当に目のつけどころが良い。Prieaでは写真の一部分(端っこ)に広告が載る。そこの広告料でPrieaは収入を得て、利用者から利用料は取らない。
なるほど、確かに写真の一部に広告が載っていても良いっていう人は多数いるだろう。その代わりに無料で写真を高画質印刷して配送までしてもらえるのだから。
早速ユーザ登録してみた。近々使ってみよう。
Virginia Tech.
アメリカンフットボールの名門バージニア工科大学で銃による連続殺人事件が発生したが、池田信夫氏が自身のブログの記事「銃規制は犯罪を減らすか」に書いてあるように、アメリカでは銃を保有する権利が認められて、社会的に合理性を認められている。そして所謂ゲーム理論におけるナッシュ均衡(ビューティフル・マインドの主人公であるジョン・ナッシュに因んで名付けられた概念)により、結局銃保持は根絶されない。
人間ってのは不思議なもので、こうやって実際に事件が起こって多数の人が死んでいるのにも関わらず、自分自身が銃を持っていることは正統化されている。まさにナッシュ均衡なのだが、トップダウンで規制かける以外に解決策はなさそうだが、それができない政治事情を抱えるアメリカは悲劇的だ。
4.15.2007
Blood Diamond
ブラッド・ダイアモンドを観た。重い・・・けれども、観る価値はかなり高い。
Wikipediaのブラッド・ダイアモンドの項目に映画の概要は譲るが、血塗られたダイアモンド取引の存在に関する前提知識を持たないで観たので一層ショックが大きかったと言うか何と言うか。
アフリカって日本からかなり遠いし、経済的な結びつきも薄い(2006年で輸出額は95億ドル、輸入が133億ドル、これはそれぞれ全体の1〜2%程度に過ぎない)。アフリカの貧困や紛争はニュースや教科書で少しは知るけれども、身に迫って来る問題とは言い難い。それでもその利権の上に立っている先進国の人間もいるわけで、その現場では地獄のような殺戮が繰り広げられていることを知ることの重要性は言うまでもない。映画の最後のテロップにも出てくるが、ちょっと現実を知ると知らないで、ちょっとした行動の上でも判断が変わって来て、そのことが紛争を止める一つの方法になるのだ。
一番醜いのは、アフリカ人同士が殺戮を繰り返すことだ。グローバリゼーションを一概に否定するものではないが、先進国の生活の上には、血が塗りたくられているかもしれないことを忘れてはいけない。ちょっとしたことだってそうだ。ダイアモンドでなくたって、石油のせいで中東での紛争は終わる兆しも見えない。イデオロギーによる戦争がなくなりつつある今、多くの紛争は持つもの持たざるものの争いが原因になっている。利権を独り占めしようとする者が出てくればそれを横取りしようとする者もいて、両者の間に争いが起きる。
理想的な社会のシステムってないのだろうか?
最近アフリカの映画がちょっとしたブームだけれどもツォツィも観てみたい。
4.13.2007
これは便利、モバイルGmail
近年その必要性が高まっている情報漏洩防止策の一貫として第三者プロバイダによるemailへのアクセスを社内から禁止するようになった結果、プライベートで多用していたGmailが会社から見られなくなってしまっていた。家に帰ってわざわざPCを見ないときも多く、ついついプライベートのメールを放置しがちになっていたけれども、モバイルGmailが日本語で動くようになり、携帯でもGmailを見られるようになった。
4.10.2007
4.09.2007
4.08.2007
日はまた昇る
少し前の本になってしまったが、エコノミスト誌の編集者であった(2006年3月31日まで)Bill Emmottが日本のこれからの15年について書いた作品が積ん読状態になってしまっていた。今朝は(日曜にしては)早く犬に起こされてしまったので、この本を思い出して、読んでみた。日本についての洞察力に優れた著者だが、改めてその深い日本への理解に敬意を示すに値する。
15年後、自分は43歳になっているのだが、社会の中核を担う世代になっているわけだ。実はそう遠くない未来だけれども、その頃には一体どんな世界になっているのだろうか?
間違いなくアジアは世界経済の中心になっているだろう。今朝の日経の朝刊にも時価総額1兆円以上の企業の出身地でアジア(除く日本)が大躍進している記事が出ていた。その中でも中国の突出ぶりは圧倒的な真実として日本の身に迫って来ている。人にも感じ方はよるだろうが、多かれ少なかれ脅威として。
この間朝まで生テレビで日中問題討論をやっていた時にも書いたが、中国人は日本が嫌いで、日本人は中国が嫌いだ(勘違いをしてもらわないように一応書いておくと、それぞれ中国人は日本人が、日本人は中国人が嫌いとは書いていない)。この日中間に横たわっている分断を取り去るのには、この本でも書かれているように、相当な時間を要すると思われる。靖国問題があるにも関わらず、日韓の距離が民間レベルで縮まって来ていることを考えると、尚更だ。
ただ、嫌いだ何だと言っている暇もなく、アジア(特に東アジア)の重要性は増して行くだろう。一つの大きな経済圏が作られて行く過程において、存在感をしっかり打ち出していかないと、日本は中国に跪く結果となるだろう。
アジア諸国と日本はどのように付き合って行けば良いのだろうか?この本にも書かれていたのだが、日本のポジショニングは地政学的に欧州連合とイギリスの関係から考えさせられるものが多い。島国である点、海を隔ててアメリカとつながっている点などが似通っている。イギリスはある意味で欧州連合とは少し距離を取っている。通貨は今のところポンドを使い続けているし(ユーロでの決済も可能だが)、制度面でも良いモノは取り込むが全てではない、という姿勢を貫いている。これからどうなっていくかどうかはまだ分からないが、先行事例として日本が学ぶべき点はたくさんあるような気がする。
4.05.2007
BEV@恵比寿
前職の同期がロンドンから遊びに来ているので、ほぼ1年以上ぶりに再会。BEVというワンコイン(500円)バーにて。お互いの近況、他の同期の様子などなどを報告し合う。
分かったこと。アメリカ人はあんまり量を飲まないけれども、遅くまでダラダラするのが好き。一方イギリス人はよく飲むけれども、23時くらいにはパッと切り上げる。昨日は後者の方。しかし、よく飲み、かつ飲まされる、ので、結構それはそれで身体にはくる。ご老体には酒はつらいぜ。。。
とにかくここのバーは、かなりお手軽に飲めるので、オススメ。しかし、お店にたどり着くのにえらく迷ってしまった。。。恵比寿ではかなり遊んだのに、、それももう昔のことなのか?
4.04.2007
ユナイテッド93
ユナイテッド93をこの間のワールド・トレード・センターに引き続き鑑賞。
この映画はコメントできない。あらゆる意味で問題作。映画で見る限り、当時の地上の混乱は相当なものだったようだ。軍の指揮系統も乱れていたみたい。有事を想定し、なんて言っているが、本当に有事の時は、現場の個々人で乗り切るしかないようだ。「ワールド・トレード・センター」もそうだったけれども、唯一の希望(?)がここ一番での人間の踏ん張り。火事場の糞力ってやつ。でもこの映画の犠牲者はそれも報われなかったという事実が、ただ暗い。改めて犠牲者のご冥福を。
http://www.flight93memorialproject.org/
ファミリービジネス
ファミリービジネス 永続の戦略―同族経営だから成功するを読みました。
今自分が勤めている会社は、ファミリービジネスから発祥し、現在でも少数のパートナーによる企業統治(所有も)されている(金融業界としては)希有な存在である。それでも200年近く継続して誰からの所有も受けずに存続しているのだから、きっと何かがあるはずだ。
企業のオーナーが継続して同じである、というところの意味は大きい。自ずと長期を見越した戦略的投資が可能になる。多少の外部要因に左右されることなく、芯を通した経営が可能になるはず。一方で資本の投下に限りが出てくることもある。ファミリーや生え抜きの人間の中から、有能な経営者を選んで行くことも難しい。つまりは一長一短なんだけれども、総じてファミリー企業が比較的好成績を収めているところを見ると、やはり優れているのかもしれない。ただ長く残っている企業も多い中、潰れて行く零細ファミリー企業も大量にあるはずだ。ある意味そこのリスクを負うことができるのかどうか。それが成功か否かの分かれ目かも。
4.03.2007
極左の都知事選立候補
あっけにとられる。。。なんだ、こいつは。。。最後に「トヤマコウイチに悪の一票を!トヤマコウイチにやけっぱちの一票を!せめて選挙になんか行くな!どうせ選挙に行ったって何も変わらないんだよ〜っ!!」と絶叫して中指をテレビに向けて立てて演説が終了する。その後の無味乾燥の「無所属、外山恒一さんの政見放送でした。」というナレーションがまた滑稽。
言論の自由は保障されている(はずの)国だけれども、、、どうなんでしょう。。。