7.05.2007

最近怠っていた読書の記録

暇がなくて、読書の記録をしていなかったけれども、少しだけ読んでました。。。

赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識

赤ちゃんが出来たら是非読んだ方が良いかも!息子が生まれた直後の病院で読みました。

国家と神とマルクス―「自由主義的保守主義者」かく語りき

佐藤優は、鈴木宗男事件の際に、背任容疑で逮捕された元外務省の情報分析官。本人はクリスチャンで同志社大学神学部出身という外交官には珍しい経歴。自由主義的保守主義者というポジショニングに賛同。基本的にはコンサバなんだけれども、他人は他人なので害なければ良し、という考え。この人、自分自身を相対化している部分とそうでない部分があるようで、その書き方が結構面白い。自分がそうだから。だから、自由主義と保守主義が同時に成り立つのかも。

靖国史観―幕末維新という深淵

靖国問題に歴史的な検証を加えて一石を投じる本。かいつまんでどういうことだったかと言うと、幕末のテロリスト(=倒幕派)達、つまり明治政府が(テロ成功後の)体制側のために(=名目は天皇のため)死んで行った人たちを祀るための神社が靖国神社だったと。その後、国体を保つ為に死んで行った人たちを祀る場であるように変化してきて(特に日清戦争以後)、やがて戦争で死んで行った人たちのための英霊の場所となった。ある意味フェアな神社ではないのかもしれない。。。

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